クリニックでの判定を明日に控え、またも検査薬でフライングしました。
が、案の定、判定ラインはBT7の時と同じ、真っ白。
今日はBT9なので、薄い薄い線でも結果としては微妙なところなのに、気持ちいいくらいの真っ白です。。。
まあ、しょうがないですよね、こればっかりは。
誰のせいでもないし、防ぎようもないし、防ぐことでもない。
ひとつ、残念なことをあげるとすると、今回の移植は不安ばかりで、赤ちゃんの元をお腹に戻すことに喜びを感じることはできませんでした。
妊娠できなかったらどうしよう、妊娠したらどうしよう?(2回流産を経験している私にとっては、妊娠も心配ごとなのです)と。。。
次回は、笑顔で迎えてあげたいです。もちろん相手は発展途上の細胞なんですけどね。
今回は、今までの移植時以上に、眠気・吐き気・倦怠感・お腹の違和感があり、何度か「これ、妊娠してるんじゃない?」と思った瞬間があります。が、これでそれらは薬の副作用ということがはっきりわかりました。
逆に前回・前々回ともにあった出血はまったくなく、やはり私は着床すると出血する体質のようです。
さて、、、
今回の移植は、胚盤胞の移植では、初の陰性となりました。
こんなに寂しいものなのですね。
朝に検査し、今昼過ぎですが、2回ほどポロっと涙を流してしまいました。
今まで、不妊治療の生活にどっぷりはまりながらも、「家庭を持ち、子供を持つだけが人生じゃないし、そんな価値観は過去の遺物だ」と強く信じていました。
その気持ちのため、不妊治療をする自分を肯定的に捉えられなかったり、素直になれなかったりする場面もありました。
でも、この数日、ほんとにそうかな?と思うようになりました。むしろ、子供を持つことは、人生の大きな幸せで、それを願うのはヒトとしてごく当たり前な基本的な欲求ではないのかな、、、と。
むしろ、自分はそれを直視できてないだけじゃないか、、、って。
太田光代さんは、不妊治療をされていたときは、「もし上手くいかず不妊治療を終えないといけなくなると、生きがいを失っちゃう」と思われたこともあるそう。
私も、、、自分では気づかなかったけど、今、まったく同じ恐怖を持っています。
色んな価値観があると理解していると自負しつつも、子供を持てないことに恐怖を感じてるし、このチャレンジが結果を見ずに終えることに恐怖を感じてます。
でも、そう感じることはどうしようもないことだし、それならば、あと少しの治療に残された時間、投げやりになったり自分を責めたりせず、精一杯、素直に我が子との対面を信じて待ち望もう、できることはなんでもやろう、と思いました。
もし、、、ダメだったら(現実的に十分ありえること)、その時、今までの既成概念を打ち破れるよう努力すればいい。与えられた人生をいかに素晴らしく生きるか工夫したらいい。
その日までは、泣いたり夫を責めたりせず、とにかく前だけ向いて頑張ろう。